【ステップメール1通目】大切なのは読者の興味を引くストーリー!ポイントを徹底解説

商品を販売することを目的に、興味を持っているメルマガ登録者に段階的に教育を行う「ステップメール」

しかし、その出だしである1通目でどんなことを書くか分からない場合が多いですよね。

また、ステップメール全体として、1通目がどのような役割を持つか知りたい方も多いはず。

この記事では、ステップメール1通目にフォーカスを当てて、1通目が担う目的や期待するアクションを解説します。是非、最後までご覧下さい。

1通目の最大の目的は「興味を持って貰う」こと

見出しにも書いてある通り、1通目の最大の目的は「興味を持って貰うこと」が大切です。

理由としては、1通目の段階で「この人は他の人と違う」と思って貰わなければメールの主張が内容として入ってこないからなんですね。

例えば、あなたが野球が大好きだとして自分の所属している野球部の顧問と、シアトル・マリナーズに所属するイチロー選手から同じ言葉を伝えられた場合、確実にイチロー選手が話した言葉が響くはずです。

これは、言葉は同じでも「伝えられた相手によって言葉の価値が変わる」ということを証明する結果。

だからこそ、まず1通目でやらなければいけないことは、教育を始める前に「相手が自分に興味を持って貰う」段階が必要になるのです。

旧世界・現在・新世界を提示する

「相手に興味を持って貰う」ことで使いたいのが、見出しにある旧世界・現在・新世界を提示すること。

旧世界とは自分の過去を指していて、過去自分はこんなにダメだったというエピソード。現在は旧世界から今はここまで変化したというエピソード。新世界とは将来こんなことを目指しているというビジョンを語ることと定義します。

これを使う理由としては、何故か相手に興味を持つインパクトは「旧世界と新世界を動く振り幅」に反応するからです。

例えば「強豪校のエースと新聞で取り上げられ、甲子園優勝を目指している」という文章があります。

この文面は「強豪校のエースと新聞で取り上げられ」という現在地と「甲子園優勝を目指している」という新世界が書かれていますよね。

では、ここに旧世界を入れ込んだらどうでしょうか?

「高校1年の時に高校を中退。目標を見出せずに工事現場で働いていた。しかし、ある学校の先生に声を掛けられて弱小高校で練習に明け暮れた。高校3年の時には強豪校と新聞で取り上げられ、甲子園優勝を目指している」

本来ならダメダメだったエピソードを入れるのは躊躇いがちですが、旧世界を入れ込むことで文章のインパクトが倍増します。

この「旧世界と新世界を動く振り幅」を上手に使って、メール読者が話を聞く体制を作ることが大切なのです。

ワンピース・ルフィの「海賊王に俺はなる!」から学ぶ「現状が全て」ではない理由

ステップメール1通目は漫画「ワンピース」にもヒントが隠されています。

ワンピースの主人公であるルフィが何故沢山の仲間を集めたのでしょうか?

実はこの「海賊王に俺はなる!」という新世界を打ち立てることに、今の現状は関係ありません。

理由としては、先ほど説明した「旧世界と新世界を動く振り幅」に人は反応するからです。

現実世界に例えてみましょう。

自分の所属している会社の社長が、「この会社を1000億円の企業にする!」と大きな目標を語る場合と、「この会社は借金だらけでもうダメだ」と弱気な社長ではどちらに魅力を感じるでしょうか?

もちろん圧倒的に前者ですよね。

しかし、現状プロジェクトが失敗続きでも、何度も挑戦して「旧世界から新世界に向けて動く」という行動が人を動かすのです。

ワンピースにおいても「海賊王に俺はなる!」という新世界を提示していなければ、そもそもゾロ、ナミ、サンジなどにも出会っていないでしょう。

何故なら、ゾロ、ナミ、サンジが仲間になったのは「海賊王になるため」という新世界から導き出された、ルフィのひとつひとつの行動から生み出された結果だからです。

新世界の提示は、「この世界を目指しましょう」という道標のようなもの。 「現状」が大切ではなく「新世界に向かっていく行動」が大切なのです。

旧世界から新世界の流れを一貫したストーリーにまとめる

1通目でメール読者の心をがっちり掴むおすすめの方法は。「旧世界から新世界の流れを一貫したストーリーにする」こと。

前述したように旧世界から始まり、現在、新世界のストーリーは読者を引き込む力を持ちます。

例えば、人は物語が大好きです。どんなに現実世界から掛け離れた漫画でも、人はその世界観に引き込まれます。

フィクションのドラマなどもその類と言えるでしょう。

そしてストーリーにすると起きる大きな恩恵として、人は物語を信用します。

どんなに客観的根拠がなくても、旧世界から新世界に繋がる物語は信用されやすいのです。

1通目の大切なポイントは、読者の信用を獲得すること。

2通目を読んでもらえる準備が必要になる為に、ストーリーは活用しましょう。

ステップメール1通目で期待するアクションとは?

ここまではステップメール1通目で抑えておきたいポイントを解説しました。

しかし、ステップメール1通目がしっかり機能しているかを測る指標も必要ですよね。 ここでは、ステップメール1通目で期待するアクションを解説します。

1通目メールで読者からアクションを貰おう

1通目では、メール読者からコメントなどのアクションを貰えれば「合格点」と言えるでしょう。

何故ならアクションを貰えているということは、メールを読んでいることを確認出来るからです。

例えば、あなた自身が自身のメールボックスを見たときに、実際にメールを開いて本文を読むメルマガはどれだけあるでしょうか?

ほとんどと言っていいほど、読んでいないメルマガばかりですよね。

それだけ最初のメールを読者に読ませるのは、ステップメールを成功させる為の大きな壁です。

だからこそ、メールを読んだことを知る為に読者側がアクション出来るフォームは作成しましょう。

「無料プレゼント」を上手に使う

相手からのアクションを求める場合には、必ずこちら側もお返しを用意しましょう。

無料プレゼントとして動画コンテンツを配布することで、自身のことをより知って貰えるきっかけになるからです。

もしも、メール読者側の立場だとすると気になってコメントを残してみたら、更にそのひとのことを知れる動画をプレゼントされたら嬉しいですよね。

またアクションして貰った以上に沢山のコンテンツを渡すことで、相手の信頼感を強固にすることも可能です。

この「無料プレゼント」は上手に使って、信頼を獲得しましょう。

メルマガ解除させたい人には解除させてあげる

旧世界から新世界の流れを伝えることで大切なことは「メルマガを解除したい人には解除させてあげる」ということ。

いくら私たちがストーリーが好きだと言っても、そのストーリーを好きな人と嫌いな人はいますよね。

例えば、ある恋愛ドラマを見たときに「凄いドキドキした」という人もいれば、「良くありがちな結末だったよね」とネガティブな意見を持つ人も多いのです。

このように全ての人に対して、自身のストーリーが響く訳ではありません。

ステップメール1通目には登録者の「ふるいがけ」を行う役目も備えていることを覚えておきましょう。

読者をふるいにかけることをスクリーニングと言うのですが、スクリーニングに関してはこちらの記事を参照してください。

ステップメール1通目では自身の変化のストーリーを伝えよう!

ここまでステップメール1通目に関して、説明しました。

1通目の最終的な目的はアクションを貰うこと。そしてアクションを貰う為に自身のストーリーを語ることが大切です。

「ストーリー」というのは人それぞれの個性が出ます。

だからこそ、「このメールは他と違う」と思わせることが可能になるんですね。

ノウハウだけを全て満たした綺麗なメールは、確かに間違っていないかもしれません。

しかし、その類のメールは世の中に多く出回り過ぎて読んで貰えないのです。

個のストーリーを上手に盛り込んで、周りと違った次元で勝負することを1通目で意識しましょう。

1 COMMENT

【ステップメール2通目】「社会的証明」を使って読者を巻き込もう!ステップメールのポイントを徹底解説 | Mail Marketing Works へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です