多くの読者に対して、お得情報やセールなどをお知らせする「メールマガジン」は、企業において大きな収入源に繋がるメールマーケティングと言えるでしょう。
しかし、莫大なお金を掛けて広告を打つ企業の発信力と比較すると、個人がメルマガを広めるためには最低限の戦略と工夫が必要となります。
そんな時に活用したいツールとして「Twitter」があり、上手に使うことで多くメール読者を獲得するきっかけを掴むことが可能です。
今回の記事では、Twitterとメルマガを組み合わせた具体的な戦略と、Twitterからメルマガに誘導するパターンの一例をご紹介します。
この記事を参考にして、是非、多くの見込み客を集めて発信活動を行いましょう。
Twitter(ツイッター)は、140字以内の短いメッセージ情報を、多くの人と共有するSNSサービスです。
速報性が高く、使い方によって拡散力を強力にすることが出来るのも大きな特徴と言えるでしょう。この項目ではTwitterを利用したメルマガ誘導で、押さえておきたいポイントを解説します。
まずは「ツイートを読んでくれた人がどうなって貰いたいのか」を決めましょう。
目的を決めることは、Twitterとメルマガを組み合わせる上でとても大切です。
例えば、目的が何もない場合のTwitterの発信を例に挙げます。
・今日は、天気が良いからピクニックに行こう
・明日の大学の1限がだるい
・さっきあった地震は震度3だってさ
ツイートに関連性がなく、テーマもバラバラ。
これを見ると個人のプライベートアカウントという感覚が抜けません。
しかし、もし「オーガニックサプリメントを摂って健康を維持してほしい」という目的があった場合は、このような形になります。
・オーガニックサプリメントが体に優しい理由についてブログを書きました。(ブログURL)
・野菜を摂ることが大切なのではなく、野菜で取れる栄養素が大事。加熱などの調理段階によって栄養素は壊れるからサプリメントは大事。
・体に入れるものだからこそ、品質にはこだわるべき。
このように直接的に野菜に触れる内容でないツイートが含まれていた場合でも、「オーガニックサプリメントを摂って健康を維持してほしい」という一貫した目的が見えることが大切なのです。
上記の例を参考にしながら、発信する目的を明確にした上で、Twitterを運用しましょう。
Twitterを始めた初期において、多くの人に認知される方法として、「有名人の発言に乗っかる」という方法があります。
どんなに的を得たTweetをあなたが投稿したとしても、見てくれるフォロワーがいなければ世間に認知されることはありません。
Twitterには「リツイート機能」なるものが存在し、有名人がTweetした内容をそのまま引用して、自身の考えを付け加えることが出来ます。
例えば、フォロワー10人のあなたがフォロワー1万人の方のTweetをリツイートして、そのツイートに対して自身の考えをTweetしたとしましょう。
「1日に必要な栄養素を摂取している人は、ほとんどいない」という有識者のツイートをリツイートし、「これが日本の現実。だからこそ、食事では補えない栄養素は高品質なサプリメントが必要」とTweetします。
このTweetをすることで、リツイートされた方にも「リツイートされた」ことに対する通知が飛ぶ為、認識して貰える上に、自身の意見に有名人も同じ意見であるという権威性を持たせることが出来るのです。
自分の発言に有識者のTweetを織り込むことで、発言力を強化することが出来る点も押さえておきましょう。
Twtterで押さえておきたい機能として、メンション機能があります。
メンション機能とは自身のことをフォローしているユーザー、自分のページを見に来た人にツイート内容を見せながらも、メンション相手にも通知を飛ばすことが出来る手法。
例を挙げると、「この本には、オーガニック文化がどんな恩恵をもたらすかが書かれている。虫を殺虫する農薬が散布された野菜を食べることが自然界においてどんな悪影響を及ぼすかが的確に説明されています。(本販売ページのURL) 作者は@01234さんです。」
このようなツイートを行なった場合の「@01234」がメンションです。
※ちなみに@01234をTweetの冒頭に付けてしまうと、返信を意味する「リプライ機能」が働くために気をつけましょう。
メンションのメリットは、メンションする側、メンションされる側双方にメリットがあります。
例えばメンションをされる側の場合、第三者のポジティブな口コミを世間に認知して貰うことは販売において大きなメリット。
特定の販売者から商品を売られるよりも、自分の友達が勧めるものであれば買いたいと思う感覚に近いですね。
その為、メンションを付加したポジティブな口コミは、本の作者からすると自身のアカウントで広めたい為、リツイートされる可能性が高いのです。
メンションする側は、リツイートされることでフォロワーを多く抱えている方のユーザーページに自身のツイートを乗せることで自分のTwitterページにアクセスする人が増える可能性を作ることが出来ます。
メンション機能を上手に活用して、より多くのユーザーを巻き込みましょう。
ここまではTwitter発信において、押さえておきたいポイントについて説明しました。次に、Twitterからメルマガに誘導するパターンをいくつか紹介します。
ツイート文にはURLを記載することが出来ます。
Tweet内にメルマガ登録フォームにアクセスするURLを入れることで、ツイートからメルマガ登録に移行させる導線を作れるのです。
欠点としては、Tweetが140字以内という厳しい制限があり、URLアクセスを促す前置き文を簡潔にまとめなければならない点が挙げられます。
Twitterから自身のブログサイトにアクセス出来るURLを貼り付けて、ブログ内でメルマガに登録する文章を記載する方法。
この手法によって、ブログ内でメルマガに登録するメリットなどの伝えたいことを文字制限なしで書けるのです。
またブログ以外にも、「Twitter⇨ランディングページ(LP)⇨メルマガ登録フォーム」という流れで集客する方法もあります。
Twitterには「固定ツイート機能」があります。
この機能は、ある1つのツイートをユーザーページの一番上に固定する役割があるのです。
ここにメルマガ誘導ツイートなどを入れることで、プロフィールページにアクセスしたユーザーの目に止まり、メルマガにアクセスするための導線を作ることが出来るのです。
今回はTwitter発信で押さえておきたいポイントと、Twitterからメルマガに誘導するパターンなどを解説しました。
Twitter経由でのメルマガ誘導にも、沢山のテクニックが存在します。
しかし、その無数にあるテクニックも全て一貫した「発信軸」から始まります。
発信する内容に一貫性を持たせながら、細かなテクニックを有効に取り入れることを徹底して、多くの見込み客をメルマガに誘導しましょう。
今回の記事が、Twitterから集客を行う参考になれば、幸いです。