5,000人のメルマガリスト購入して成果が出るか試してみた

こんにちは。シノブです。

僕、過去に5000人のメルマガリストを購入したことがあるんですよ(・∀・)

「短期間で読者があつまったら最高だよな~」と思いまして、実際に使ってみたのです。その一部始終を書いていきたいと思います。ちょっと長くなりそうなので、いつもどおり結論から言うとですね・・・

5,000人のメルマガリスト購入して成果がでるか試した

・絶対買うな

(・∀・)

利用したのは「メルマガ読者増サービス」

僕が使ったのは厳密に言うと「読者増サービス」でして、単純にリストを購入したわけではないんです。

そのサービス提供者の方にお話を聞いた限りでは、以下のような手法でメルマガの読者を集めてくれます。

読者増サービスでのメルマガリストの集め方

・提携ウェブサイト上での広告として掲載
→膨大なアクセスがあるサイト上に、メルマガ登録フォームを広告として掲載して、そこで登録してもらう。

・他サービスのバーターとしてメールアドレスを登録してもらう
例えばケーブルテレビなどの利用契約時に「このメルマガを購読してもらうことで契約料金下がりますよ」みたいな訴求でメルマガに登録させる

いずれもちゃんとオプトインは取るので犯罪ではないです。

そもそも、メルマガ配信の了承を得ていないメールアドレスにメルマガを送ることはギルティです。こちらの記事をご確認くださいませ


5,000人のメルマガリストを10万円で購入しました

読者増サービスの効果と費用は「メールアドレス5,000件で10万円」というものでした。

集客のために、メールアドレス1件に3,000円~5,000円払う人もいる中で、1件20円なら安いし、ダメ元でやってみよ~と思ってそのサービスを利用してみました。

めっちゃクリックされるよ!登録解除リンクが

利用開始から半年くらいで、約束の5,000件のメールアドレスは集まりました。もちろん登録されるのは本当に使われているメールアドレスです。

そしていざメルマガを配信してみると、たしかにクリック数が伸びます。これまでに無いクリック!

みんな、めっちゃクリックしてくれるんですよ。

メルマガ配信停止のリンクをね(・∀・)

ガンガン登録解除されます(・∀・)

バーターで登録されている人の割合が多かったためだと思います(・∀・)

登録されるアドレスはプロバイダアドレスが8割

登録されるメールアドレスの8割はプロバイダで提供しているメールアドレスでした。

プロバイダのメールアドレス例

・@ybb.jp
・@jcom.ne.jp
・@ocn.ne.jp
・@biglobe.ne.jp
など

おそらく回線契約の時に代理店が割引施策の一環としてメルマガの登録を促しているんでしょうね。多分僕以外のメルマガにも複数のメルマガに一括で登録するような規約にしているんだと思います。

そうすれば回線契約者は割引を受けられるし、代理店は割引した分を読者増サービスの料金で少し補うことが出来る、という仕組みだと思います。

メルマガを読むつもりで登録する人はほぼゼロ

この仮説が正しければ、メルマガを読もうと思って登録してくれる人はほとんどいないことになりますね。

何か別のサービスを利用しようと思った時に、利用料を少しでも下げるためにバーターでメルマガに登録しているだけだからです。そりゃ一斉に登録解除されるなと(・∀・)

もちろん中には、送ったメールを丁寧に読んでくれて、そこからメルマガを読み続ける方も出てきてくれるかもしれませんが、ほとんどいないんじゃないかなと思いますね。。

メルマガ登録者を増やすことを目的にしてはいけない

メルマガ登録はあくまでも「結果」です。「目的」にした途端に上手く行かなくなります。

ブログなりSNSで自分のことを知ってもらって、発信する情報に触れてもらって、「この人の発信する情報をもっと知りたい」と思ってもらえた結果としてメルマガ登録してもらわなと、やはり意味はありませんね。

一気に読者が5,000人増えるとなると、ちょっと心が揺れ動きますけどね(・∀・)

でもメルマガ運用の本質はそうじゃないです。価値を提供した結果としてメルマガ登録をしてもらえないと、ビジネスとして成り立ちません。

お金をつかうのであれば、認知を増やすか、少しでも価値を感じてもらうことにお金を使うべきかなと思いました。