ブログもメルマガも読まれない時代に「読まれる」ものを作る4つのポイント

こんにちは。

自分のブログやメルマガはもちろん、お客さんの媒体を作っていて感じることがあるんです。それは読者はブログもメルマガも「読まない」ということです(・∀・)

身も蓋もないことを言いますが、残念ながらこれは事実なのです。ですがどちらも決してオワコンではありません。どうしたら読者から「読まれる」ブログやメルマガが作れるかを解説していきます。

ブログやメルマガが読まれない原因

ブログやメルマガが読まれなくなってきたのにはいくつかの理由があります。まずはその理由を知り、自分にはどんな対策が出来るかを考えていきましょう。

情報発信者が多くなった

ブログやメルマガが読まれなくなった1番大きな理由はこれです。

イケハヤさんの影響でプロのブロガーを目指す人は目に見えて増えましたし、ブログに加えてSNSでの情報発信がどんどん浸透してきています。

総務省が行った「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、スマホの普及とともにSNSの利用率はどんどん伸びていて、代表的なSNSの利用率の推移は2012年で41.4%でしたが、2016年には71.2%にまで上昇しています。

出典:
総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

ブログやメルマガではなくても、TwitterやFacebookなどで有益な情報を得やすい時代になりました。僕もTwitter使っていますが、今まで有料だったような情報がどんどん無料で公開されていますし、それがどんどん拡散されています。

1日の情報の消費量には限界がある

通信回線がどんどん強化されてきていて、個人でも動画を作成してアップできる時代です。その分流通する情報量自体は爆発的に増えています。画像は文字情報の7倍、動画は画像の5000倍の情報量があると言われていますしね(バイト数で考えたらもっと差がありそうですけどね)

そういう意味では個人の1時間あたりに消費できる情報量は増えているとは思うのですが、1日の時間は有限です。無制限に時間があれば、ブログも読んで好きな動画も見て、仕事もして、十分寝てっていうことが出来ますけど、それには無理があります。

エンタメの世界でも「時間の奪い合い」と言われるように、生産される情報の多さに対して、使える時間や消費される情報量には限界があるんですよね。

文章に比べて、同じ時間でたくさんの情報が得られる音声や画像・動画の方が好まれるというのは仕方がないのかもしれません。

左脳ではなく右脳で見れる情報を読者が求めるようになった

これは僕の感覚なんですけど、直感的に楽しめる・理解できるコンテンツが求められるようになってきています。

ブログやメルマガなどのテキストの情報は、文章を読んで論理的に理解しないと、情報を得られません。

それに対して動画や画像・音声などはテキストと違って視覚や聴覚から情報を得ることが出来て、頭で考えなくても情報を理解できて、楽しめる場合が多いですよね。

youtubeはいわずもがなですし、ここ数年で1番伸びているSNSのインスタグラムも画像や写真のSNSです。また、個人でラジオ局を持つように音声での情報発信が出来る「Voicy」は2018年の1年間で利用者が30倍に伸びています。

パッと見て楽しめるものや、少ない時間でもたくさんの情報が得られるもの。そういった形にブログやメルマガを変えていくことが求められていると思っています。

ブログとメルマガを読ませるための4つのポイント

ではここからは、ブログやメルマガを読ませるために出来る工夫をご紹介していきます。

ブログやメルマガの役割を明確に決める

読まれるブログやメルマガを目指す前に、自分のブログやメルマガの役割を確認しておきましょう。マネタイズの方法だったり、扱っているテーマによってもブログやメルマガの役割は変わってきます。以下の要素を考えてみましょう。

ブログやメルマガの役割の考え方

・ あなたが想定している読者は誰ですか?
・読者にとってブログやメルマガはどう役立つ便利なツールですか?
・読者にとって動画や音声に勝るブログやメルマガのメリットは?

また、メルマガのツールとしてのメリットやデメリットはこちらでも書かれていますので、参考にしてみて下さい。

また、最終的に読者に行って欲しいアクションが「広告をクリックすること」なのか「商品を購入すること」なのか「セミナーに参加してもらうこと」なのか。それらも決めていきましょう。

役割を考えてみた時に、その役割を1番果たせるツールが他にあるなら、そちらを使うべきです。

結論をタイトルや見出しに入れて、本文に詳細を書く

ブログやメルマガを、読者にとってより「親切な」ツールにするために意識して欲しいことが1つあります。それは結論をタイトルや見出しに入れることです。

「読者は基本的にブログやメルマガを読まない」という前提で考えた時に、少しでも読んでもらえる可能性を高くする必要があります。

そのために出来ることは「自分のブログやメルマガにはこんなことが書いてあります」ということを、わかりやすく伝えることです。

自分の求める答えが書いてあることがわかるブログやメルマガであれば、読者に読んでもらえる可能性が高くなるからです。

ブログには画像や文章の装飾を入れる

右脳で楽しめる・理解できるようなコンテンツを発信するなら、そもそもブログやメルマガじゃない方がいい。だけど集客導線としてSEOの効いたブログも用意しておきたい・・・・。

ですよね(・∀・)

そのためには、左脳ではなく右脳で理解できる・楽しめる情報をブログやメルマガに増やすことが大切です。

今まで文章で表現していたものを画像にしてみたり、文章を装飾してポイントがわかりやすく伝わるようにしていきましょう。

アクセスの多いブログなどを見ていると、基本的に1つの見出しに対して文章は長くても3行くらいで、あとは図解した画像や、目立つように装飾した箇条書きなどで構成されている場合が多いです。

じゃあオマエこの記事もそうせんかいっていう話なんですが・・・(・∀・)おっしゃる通りです。修正します(・∀・)

コンテンツの形を変えて横展開する

ブログやメルマガを読んでもらうことはもちろん大切なのですが、1番大切なのは「読者が求めている情報を、求めている形で提供すること」だと思います。

ユーザーの立場で考えてみると、ブログよりもSNSの方が日常的に接する頻度が多いので、情報収集もSNSで出来たら良いと思っているかもしれません。

それであれば、ブログやメルマガで発信している情報やコンテンツを編集してSNSにフィットした形で発信していくことで、ユーザーに満足してもらえるかもしれません。

SEOのことを考えてブログは充実させていくべきだとは思いますが、ユーザーのことを考えて、1番需要のある形で情報発信をしていきましょう。

ブログやメルマガにはSNSに無いメリットもあるので、ユーザーの状況や目的にに応じて、SNS-ブログ-メルマガを巡回してもらえるような構成にしてくのがベストです。

どれだけSNSが盛り上がっていても「1番届く可能性があるツール」というポジションにメルマガが立っているのは変わりません。SNSには、アカウントがBANされるリスクやSNSそのものが消費されて閉鎖してしまう可能性もあります。

だからこそ、SNSの運用も行いつつ、SNSの特性をブログやメルマガに取り入れることが大切になってきます。ユーザーが求めている情報の形でコンテンツを作って、ユーザーに情報の形を選択できるようにしておきましょう。