情報発信で提供できる 2種類の価値と、2人の見込み客

こんにちは。シノブです。

メルマガやブログ等の情報発信のビジネスには提供できる価値が2種類あり、見込み客も2種類存在します。これを認識しながらメルマガを運用することで、見込み客や売上を増やせる可能性があります。とても重要なポイントなのでぜひ認識しておいてほしいです。

それはこのようにまとめられます。

情報発信で提供できる2種類の価値と2種類の見込み客

①自分のリソース(出来ること)を価値として提供する
→コンビニでいうお店とお客さんの関係

②自分と同じ仕事をしたい人へ自分の経験を提供する
→コンビニでいうフランチャイズ本部と店舗オーナーの関係

自分のリソースを価値として提供する

メルマガで情報発信をしていて、一番多い価値提供のパターンだと思います。自分が出来ること(リソース)を直接お客さんの価値として提供することです。

コンビニで言えば、お店とお客さんの関係です。お客さんが欲しいものをお店として提供するイメージです。

塾のメルマガであれば成績アップの勉強ノウハウや、夏期講習のお知らせを生徒や親御さんに提供する。ネットショップであればお得なキャンペーン情報をメルマガでお知らせする。youtuberなら動画更新のお知らせや撮影裏話を配信するかもしれません。

いずれにしても、自分が直接提供できるリソースを価値としてお客さんに提供しています。

自分と同じ仕事をしたい人に経験を価値として提供する

もう1つ提供できる価値は「自分と同じ仕事をしたい人」に向けて、これまでの経験や考え方を価値として提供することです。コンビニで言えば、フランチャイズの本部とオーナーの関係です。お店を出してオーナーになりたいと思っている人に出店のサポートをして価値を提供していくイメージ。

これ、人によっては「ツルハシビジネス」だと考える人もいるかもしれません。ちょっと前だと仮想通貨とかも盛り上がってましたしね。個人的には、需要と供給がある限りビジネスとしては成り立つし、やるなら矜持を持ってやろうねっていう話かなって思っています。

例えば人気歌手も同じで、その人の歌を聞いて幸せ!っていうAさんがいれば、その人みたいになりたい!って頑張るBさんもいるわけで。どちらもその人の価値ですよね。たくさんの楽曲を作ればAさんに喜ばれるし、その歌手が今までやってきた歌の練習法や、作詞・作曲の仕方なんかを教えることが出来ればBさんに喜ばれる。

それはそれで良いことなんじゃないかなーと思っています。あとはその歌手が何をやりたいか次第。

それぞれの見込み客にとって得たい価値が異なる

自分のリソースを直接提供する場合は、当然そのリソースの質の高さが求められます。それには自分のスキルやノウハウ、考え方、経験、実績を現在進行系で積み上げていく必要があります。

ラーメン屋さんはより美味しいラーメンを。お医者さんはよりよい医療を。歌手は良い歌を。テニス選手はより良い試合と勝利を、ですね。

一方で、自分と同じ仕事がしたい人に自分の経験を提供していく場合に求められるものの1つは成果を出すまでの「プロセス」です。ゼロの状態からまず何をしたか、どれくらいやったのか、その時に感じてたことは何か、どうやって壁を超えたかなど。とにかく、あなたと同じように仕事をし、同じように稼ぐにはどうしたら良いかを出来るだけ詳細に伝えられることが求められます。

「あなたが美味しいラーメンを作るのはもう知っている。どうやって行列のできる繁盛店を作り上げたのかを知りたい。」というラーメン店の店長がいるかもしれません。

「あなたが世界でも通用するテニスプレーヤーだったことは当然しっているけど、どやったらコーチとしてプレイヤーを世界NO1に導けるのかを教えて欲しい。」というテニスコーチがいるかもしれません。

そういった見込み客には、リアルタイムで発信されているプロセスが非常に高い価値になります。だからこそ、情報発信は成果や実績が出来る前から行っておくことがとても大切なのです。

このように、実は情報発信には提供できる価値と見込み客が2種類ずる存在します。どちらも必ずお客さんにする必要はありませんが、どちらもマネタイズすることで売上を上げられるかもしれません。参考になれば幸いです。