こんにちは。シノブです。
今回はちょっと変わったメルマガの運用を始めまして、その内容を綴っていこうと思います。
今回、僕の知り合いのプロダクトローンチのプロデューサーの方にお願いして、プロダクトローンチ後のリストのマネタイズに取り組むことになりました。
いまのところ30,000件のリストがあります。エバーグリーン化している案件を数本走らせている方で、毎月1,000件ほどのリストが集まってきます。リストの情報としてはアドレスのみで、属性としては女性の方が多いです。
リストが30,000件あってさらに毎月1000件ずつ増えるとなると、ナショナルクライアント並みのリストビルディングが出来そうですが、その経過を今後は定期的にお伝えしていきたいと思います。
プロダクトローンチというのは、販売する商品の見込み客を集めて、その見込み客に短期的に一気にセールスを行って爆発的な売上を上げる手法のことです。
ネットビジネスでは今もこの手法で多くの売上が上げられています。僕自身も小規模ですが2018年にプロダクトローンチを行って、2週間のセールスで633万の売上を上げました(友人との共同セールスですが、ハウスリストのみで行いました)
これだけのリストを集めても、プロダクトローンチ後のリスト運用というのは結構難しいんですよね。
というのもプロダクトローンチのリストというのは、メルマガを配信して接触することは出来るものの、リストに含まれる読者の多くはメルマガが配信されると思っていないのです。
プロダクトローンチというのはコンテンツありきのセールスです。コンテンツを購入する見込みのあるお客を広告を使って一気に集めるので、コンテンツの購入率自体は高く出来る可能性があるものの、見込み客はメルマガが配信されてくる認識はありません。
メルマガというのは、読者が読もうと思って登録されたメルマガ以外はほぼ読まれません。マンションなどに投げ込まれるチラシと一緒で、ほとんどがゴミ箱に直行します。メールの場合は加えて迷惑メールの通報をされる可能性もあります。
とはいえ、30,000件ものリストをそのまま眠らせておくのは勿体無い。というお話をお聞きした僕が、今回リストの運用をさせて下さいとお願いしたのです。
プロダクトローンチのリスト運用で1番の大きな課題はこれだと予想してます。
今回のリスト運用は「ラーメンを食べたくて行列に並んでいる人に、ラーメン以外で何を売るか。」みたいなところがあります。別に何を売っても良いんですけど、僕がわかっているのは「この人達はラーメンが食いたい人たち」ということだけです。
ラーメン食べたかった人たちだしお腹は空いてるんだろうから、おにぎりはいけるかな。もしかしたらラーメン食べた後に食べたくなるデザートとかの方がいいかな、もしかしたら明日の晩御飯の食材の方が買ってくれるかも、みたいなことを考えながら運用していくことなりますね。
いずれにしてもラーメン以外は成約しにくいというか、成約からかなり離れたところにいるのです。まずはニーズを喚起していくところからのスタートです。これはかなり大変そうではあります。
色々と学ぶところがありそうと思いつつ、難易度の高いリスト運用だと思うので、できるだけ慎重にやっていこうと思っています。そのまず第一歩が「1通目のメルマガは出来るだけ小分けにして配信する」です。
テクニック寄りの話で恐縮なんですけど前述の通り、今回のメルマガの読者さんはメルマガが配信されることなんて想定していません。誰から配信されたかわからないメルマガの多くは受信BOXに届いても迷惑メールボタンを押されます。迷惑メールボタンを押される率をコンプレイン率というのですが、このコンプレイン率が高いメルマガは、メルマガ配信サービスの提供会社から、配信を停止されてしまう可能性があるのです。
コンプレイン率は0.1%に抑えたほうがいいと言われています。詳しくはこちらの記事で解説しています~
なので、最初の1通目は小分けにして、数千件ずつ配信していきます。
ただ今回のような場合、小分けにしても根本的な解決にはならないんですよね。。小分けに配信することで、メルマガ1通あたりのコンプレインの件数自体は抑えられるかもしれませんが、割合を下げることは難しいと思っています。
この小分けにする手法は、既存で運用しているメルマガがある時に、そのリストに新しいリストを少数ずつ混ぜていくという点では有効です。(熱帯魚の水換え時と同じように、少しずつ希釈していくイメージ)
ただ今回は全て新規アドレス。果たしてどうなるか・・・。
運用を始めたら改めてご報告していきたいと思います。