メルマガ読者に「自分も出来る」と思わせて行動させる6つのポイント

こんにちは。シノブです。

何かコンテンツやサービスを売りたい時や、メルマガの読者に行動を促したい時に、読者に積極的に伝えていった方がいい6つのポイントをご紹介していきます。

今回ご紹介する6つのポイントは以下です。

「自分も出来る」と思わせて行動させる6つのポイント

・自分のストーリーを共有する
・結果だけではなくプロセスも公開する
・失敗や挫折を隠さない
・仮想敵の設定を行う
・現状と行動を否定し、伴走者になる
・スモールステップを細かく設定する

メルマガの読者に「自分も出来る」と思ってもらうと言っても、やるべきことを易しく簡単そうに見せる、誤認させるということではありません。ここでご紹介していくのは、プロセスを公開して、小さなことを積み上げられるようにする。ということです。

読者を行動させるためには、いくつかの壁を超えていく必要があります。それを1つ1つ超えていくために必要なのが今回の6つのポイントです。

ではひとつひとつ解説していきます。

自分のストーリーを共有する

メルマガの読者に自分も出来ると思ってもらうためには、まずは自分の過去・現在・未来を公開することから始めましょう。

例えば過去と現在を公開することで「この人は今自分とかけ離れた場所にいるけど、2年前は自分と同じ場所にいたんだ」と思ってもらえることで、それがフックとなり、興味を持ってもらえて、そこから先の情報や文章を読み進めてもらえます。

また未来を公開することで「辿り着きたい未来が自分と同じだ」と、ここでもフックを作ることが出来ます。

情報発信では自分の過去・現在・未来がセットに伝えることで、読者に興味を持ってもらえるようになります。読者に行動してもらうための第一歩はここから始まります。

ストーリーに関してはこちらの記事でも詳細にお伝えしています。

結果だけではなくプロセスも公開する

ストーリーを伝えることで、読者に対して「自分と似ている」「自分と同じような状況だったんだ」と思ってもらえたら、次はあなたがこれまで辿ってきたプロセスを詳しく伝えていきましょう。

このプロセスを説明せずに結果だけを示してしまうと、それはただの「自慢」になってしまいます。読者はあなたが出した結果や成果以上に、その結果や成果をどうやって出したのかを知りたがっています。

過去に自分と同じ状況にいた人が、その時に最初何から始めたのか。なぜそれを始めたのか。 メルマガ読者の道標になるようにそれらを出来るだけ細かく伝えていきましょう。

プロセスを発信していくのはリアルタイムで発信していくのが1番です。リアルタイムに発信することでより詳細に伝えることが出来ます。また、成果を出す前から情報発信をしておくこともとても大切です。以下の記事でその重要性を詳しく解説していますので、ぜひ参考になさって下さい。

失敗や挫折を隠さない

プロセスを発信する過程では、自分がした失敗や挫折は隠さずにオープンに伝えていきましょう。どれだけ成功している人でもそれ以上に失敗を積み重ねているはずです。

その失敗を隠さずに伝えるという姿勢を示すことで、読者の信頼を得やすくなります。「あ、この人は良い面だけを切り取って都合よく伝える人じゃないんだ」と感じてもらうことで、自分の発信する情報に対する読者の見方が大きく変わります。怪しさを感じたままでは読者は行動してくれません。

また成功の中には運が良かったり再現性が無いものもありますが、失敗には再現性があります。ダメな手法、考え方、行動は必ず失敗に繋がります。読者が同じ失敗をすることを防ぐ意味でも失敗や挫折を隠さずに伝えましょう。

ここまでのポイントは、自分や自分の発信する情報の信頼性を高めるためのポイントでした。これが出来ていないと、いかに正しい情報を伝えていても、信頼を得られていないのでなかなか行動に移してもらえません。

そしてここからお伝えする3つのポイントは、メルマガの読者に行動を促し、実際に手を動かしてもらうために大切なポイントです。

仮想敵の設定も重要

メルマガの読者に行動してもらうためには、「今のままではいけない」「現状を変えたい」という強い意識をもらってもらう必要があります。

そのために情報発信者である自分と、その情報を受取る読者とで共有できる仮想敵を作りましょう。どうしても受け入れられないことや耐え難いことを敵として共有し、それを超えたイメージをしてもらうことが、行動するモチベーションに繋がっていきます。

例えばビジネス系のメルマガであれば「仕事にやりがいを感じていない」や「頑張っても評価されず、成長実感が無い」などが仮想敵の例です。

仮想敵の設定に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

現状と行動を否定し、伴走者になる。

仮想敵を作る時にやってはいけないことが、人格やこれからの可能性を否定することです。よほどの信頼関係が無い限り、他人からボロクソに否定されるとヘコみます。その否定を受け入れられず、否定してきた人を否定したくなってしまって、結局行動に繋がりません。

情報発信者とメルマガ読者がお互いに向き合って意見をぶつけ合うのではなく、情報発信者はメルマガ読者の隣に立ち、同じ方向を向いて、行動を促していくことが大切です。

なので仮想敵を作る時も、それ以外に読者とコミュニケーションを取る時も、大切なのは現状と行動を否定することです。意識次第で変えられるものを否定しましょう。

「ついついサボてしまう」「行動が続かない」それでは結果は変わりません。ですが逆に言えば、行動が変われば今の辛く受け入れがたい現状は変えられる。それを、伴走者のように寄り添って伝えていきましょう。

スモールステップを細かく設定する

読者に行動してもらい、さらに今度はそれを継続してもらうためには、スモールステップを細かく設定することが重要です。いきなり大きな目標や、その目標の達成に必要なたくさんの行動を示しても、行き先が遠すぎてどうすれば良いかわからないかもしれません。だからこそ、やるべきことを細かく小さなステップにして、それを伝えていきましょう。

たとえ小さなステップでも、出来るようになった達成感を感じてもらうことが出来て、行動を継続するためのモチベーションに繋がります。また、ステップが明確なことで、例えば3ヶ月後にこれまでの行動を振り返ってみた時に、自分はこんなことが出来た、出来るようになったという成長実感が得やすくなります。

メルマガの読者が思うように行動してくれない時には、これらのポイントをぜひ振り返ってみて下さい(・∀・)