メルマガにURLを載せる時はブラックリストに載っていないか確認しよう

こんにちは。シノブです。

自分では真っ当なメルマガを運営しているつもりでも、思わぬところでメルマガの評価が落ちたり、本来届くはずのメルマガが届かなくなったりすることがあります。今回はその1つの要素であるURLに関してご説明していきます。

メルマガに載せるURLがブラックリストに載っている?

自分のメルマガで号外広告を配信する時や、他の人のサイトやコンテンツを紹介する時に必ずチェックして欲しいのが「URLがブラックリストに載っていないか」です。

ブラックリストとは

実は世の中でスパムメールや詐欺サイト・フィッシングサイトなどに使われているドメインやサーバのIPアドレスなどは世界中で通報されていて、それがいくつかの団体によって管理・開示されているのです。その開示しているリストが「ブラックリスト」です。

自分のメルマガがスパムとして判定される可能性も高まる

私達が使っているネットの環境はISP(インターネット・サービス・プロバイダ)が提供してくれているわけですが、それにはメールの送受信も含まれます。そのISPはブラックリストに掲載されているURLを逐一チェックしています。ブラックリストに載っているURLが掲載されているメルマガは、ISPによってブロックされてしまい、エラーになって届きません。

スパム判定されると、他の読者へもメルマガが届きにくくなる

ブラックリストに載っているURLを自分のメルマガに掲載して配信することで、そのメルマガがブロックされるだけでなく、メルマガ自体がスパム(迷惑メール)として判断される可能性があります。

例えば、ブラックリストに載っているURLを読者Aさんに配信したとします。AさんはGメールでメルマガに登録しています。ブラックリストに載っているURLを繰り返し配信してしまうことでGメールがそれを学習し、そのURLが載っていなかったとしても、AさんのGメールがあなたのメルマガ自体を迷惑メールとして認識するようになります。そういった状況が続くと、Aさんだけでなく他のGメールを使っている読者にも迷惑メールとして届いてしまう可能性があるのです。

ブラックリストに載っているかを確認できる2つのサイト

掲載したいURLがブラックリストに載っているかどうかは、以下のサイトで簡単に確認することが出来ます。メルマガ内にURLを掲載する際には必ず確認するようにしましょう。

URIBL
http://www.uribl.com/index.shtml

SUBL
http://www.surbl.org/

自分のメルマガ配信サーバがブラックリストに載っていないかも確認しよう

ブラックリストとして管理・開示されているのはドメインだけではなく、サーバのIPアドレスも同様です。詐欺や迷惑行為に使われているサーバとしてブラックリストに乗ると、やはりメルマガが迷惑メールとして判定されてブロックされたり、そのサーバで運営しているウェブサイトも、アクセス出来なくなったりします。

これはメルマガ配信用サーバも同様です。特に共有サーバでメルマガを配信している人は必ずチェックするようにしましょう。自分はちゃんとメルマガを運用し、掲載するURLやキーワードにも気をつけて配信していたとしても、他の人の配信内容の影響を受けてしまうのが共有サーバの特徴です。

自分がメルマガを配信しているサーバのIPアドレスは、サービス提供者に確認することが出来るので、定期的にブラックリストに照合するようにしましょう。