大量の新規アドレスに初めてメルマガを送る際には小分けにして送ろう

こんにちは。シノブです。

今回は大量の新規アドレスに初めてメルマガを送る際に気をつけて欲しいことを対処法と一緒に解説していきます。

大量の新規アドレスにはメルマガを一斉配信してはいけない

広告などで大量に新規のメルマガ読者を集めた場合は、その読者に対して一斉にメルマガを配信するのは避けましょう。一度もメルマガを配信したことが無いメールアドレスに一斉配信することで、あなたのメルマガがスパム判定されてしまう可能性があります。

バウンス率が5%を超えると迷惑メール判定される可能性が出てきます

何らかの理由でメルマガが読者の受信BOXに届かないことを「バウンス」というのですが、そのバウンス率が全体の配信数の5%を超えると、ISPによって迷惑メール判定される可能性が出てきます。100件のアドレスにメルマガを送って5件以上がバウンスになるだけで、迷惑メール判定される可能性が出てきてしまうのです。

まだ一度もメルマガを配信していない新規のアドレスというのは、そのメールアドレスが本当に使われているものなのか判断しにくいので、後述する配信方法でバウンスのリスクを下げましょう。

コンプレイン率(迷惑メールボタンを押される率)は0.1%以下に抑える

バウンスと同様にコンプレイン率にも気をつける必要があります。コンプレイン率(迷惑メールボタンを押される率)が全体の0.1%以上になると、迷惑メール判定される可能性が出てきます。

1,000件のメールアドレスに送って1件、迷惑メールボタンを押されるだけでその可能性が出てきてしまうのです。まずは日常的にスクリーニングを行うことを心がけましょう。スクリーニングに関してはこちらの記事を参照してください。

メルマガの新規アドレスの割合を10%以下にして小分けに配信する

上記のようなバウンスとコンプレインによる迷惑メール判定を防ぐには、既存のアドレスへ上手に混ぜて、新規アドレスの割合を減らしてメルマガを配信することが有効です。

例えば既存の読者が1,000人いて、新規の読者が300人増えたとします。その場合はまずは新規の300人のうち、100人だけをメルマガの配信リストに加えて、既存の読者も合わせた1,100人にメルマガを配信します。

そうすることでバウンスやコンプレインが起こったとしても、既存読者と併せて配信することでその率を下げることが出来ます。残りの200人も同様に100人ずつ合計3回のメルマガに分けて配信すると、バウンスやコンプレインの率を下げることが出来ます。

もしもっとリストを下げたい場合は、10%ではなく5%ほどに抑えても良いですね。ただその分手間がかかるのでうまく調整しましょう。