こんにちは。シノブです。
今回はメルマガの到達率に影響するドメインレピュテーションという指標について解説していきます。
ドメインレピュテーションというのは、自分がメルマガの送信用のアドレスに使用しているドメインに対してつく評価の仕組みのことを言います。
IPレピュテーションと同様にスコアとして定量的に計測されていて、その数値が悪いとメルマガが届きにくくなります。
基本的な仕組みはIPレピュテーションを同じなので、こちらも参考にして下さい。
しかしドメインレピュテーションがIPレピュテーションと違う点は、IPを変えてメルマガを配信してもドメインが同じであれば、評価を引き継げるという点です。
ドメインレピュテーションは、配信サーバを変えても評価が引き継がれます。同じASPの共有サーバから独立サーバに移る場合や、ASP自体が変わった場合でも、そのドメインで配信してきた実績が引き継がれ、到達率に影響が出ます。
逆に言うと、不適切に運用されてきたメールアドレスは、IPを変えようが評価は変わらず、ずっとメルマガが届かないという状況も考えられるわけです。
ドメインレピュテーションを上げて、メルマガの到達率を良くするための答えはIPレピュテーションと同じく「メルマガ読者に価値のあるメルマガを配信すること」に尽きます。
読者が求めている情報を適切なタイミングで、適度に配信すること。
シンプルですけど結構難しいことなんですよね。IPレピュテーションの記事でもお伝えしていますが、レピュテーションのスコアを健全に保つにはスクリーニングも非常に大切です。こちらもぜひ目を通しておいて下さい。